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セガサターン版コントローラの分析

  1. 回路図
  2. 回路の説明
    1. ブレーキ
    2. マスコン

写真

§1 回路図

まず回路図を作成しました.

ダウンロード (saturn.lzh 3KB 回路図エディタ BSch が必要です)

回路図(26KB)

§2 回路の説明

ブレーキ,マスコンの位置は2進データに変換されます. このデータとボタン5個の接点が SEGA チップに入力されます. セガサターン版コントローラには SELECT ボタンとSTART ボタンが必要ですが, Windows 版ではこれらは不要なのでついていません.
 SEGA チップがセガサターンとの通信を行いますが, これについては詳しいことは知りません.

(1) ブレーキ

ブレーキレバーをまわすと擦動子が移動し,接点を切り替えます. ブレーキは解除,1〜8,非常の10段階ですが, 実際には接点は15あります.
 8 to 3 Encoder の 74HC148 2つと 74HC00 により, 接点の位置が2進4桁のデータに変換されます. 接点とデータとの対応は下表の通りです.
 これらの接点はノンショーティングで切り替わります. すなわち,たとえばレバーの位置が1と2の中間にあるときは どちらの接点も導通せず, 2進データは "LLLL" (0) が出力されます.

位置 意味
解除L L L H 1
1 L L H L 2
2 L L H H 3
3 L H L L 4
4 L H L H 5
5 L H H L 6
6 L H H H 7
7 H L L L 8
8 H L L H 9
H L H L 0Ah
H L H H 0Bh
H H L L 0Ch
H H L H 0Dh
H H H L 0Eh
H H H H 0Fh

(2) マスコン

マスコンは「切」と「1」〜「5」の6段階なので, 2進データへの変換は 74HC148 1つで行えます. 74HC148 の出力は負論理になっています.
 こちらも接点切り替えはノンショーティングですが, 中間位置で出力されるのは (負論理なので) "HHH" になります.

位置 (1) (2)
H H L 1 6
1 H L H 2 5
2 H L L 3 4
3 L H H 4 3
4 L H L 5 2
5 L L H 6 1

ここで,(1) は負論理とみた場合のデータをあらわす数字, (2) は正論理とみた場合のデータをあらわす数字です.


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