やったことのメモです.
この節は読まなくてもいいです.
私は
SETI@home
に参加しています.
最近
SETI@home クライアントプログラム
はバージョン2になりました.
ところが,NetBSD 版のバージョン2クライアントは出ないのだそうです.
しくしくしく.
NetBSD で計算を始めようとしたときはすでにバージョン2が発表されていて,
「バージョン1はそのうち使えなくなる」とのアナウンスがありました.
私が NetBSD 上でバージョン1により計算を始めたのは4月で,
1ユニットの計算には170時間近く,つまりちょうど1週間かかりました.
4ユニットめまでは順調だったのですが,
5ユニットめからは結果を受理してくれないらしく,
集計
(NetBSD システムは jiji という名前で参加しています)
が4から上がりません.
でも計算が完了するとデータは引き続き送られてくるし,
ほんとうに計算結果が無効とされてしまっているのかよくわからないのですが.
で,Linux エミュレーションにより,
Linux 用のバージョン2のクライアントプログラムを使ってみることにしました.
まず,カーネルオプションに Linux エミュレートが必要です.
デフォルトでは組み込まれていました.
私の NetBSD システムは,ほとんど素の状態です.
これに i386 port の emulators の linux_lib-2.4.tgz
というバイナリパッケージを導入することにします.
私は手元の CD-ROM に収録されているものを使うことにしました.
以下の手順は,記憶で書いているので細かいところが違うかもしれません.
とかすれば,
ずらずらずらと「○○がないから作るね」とかいうメッセージが流れ,
最後に「リンクを /emul に張ってね」とか言われるので,
言われた通りに ln コマンドをタイプすればオッケーです.
で,setiathome-2.0.i386-pc-linux-gnulibc1-static.tar
をとってきて動かしてみたところ,無事動作しました.
CD-ROM を取り出す前に,umount /cdrom してください.
vipw の操作ミスでログインできなくなりました. シングルユーザモードで起動し,パスワードファイルをリネーム, root だけの情報をおさめたファイルを作製,データベース化,となります.
>> NetBSD/pc98 BIOS Boot Revision 2.6 >> (root@Athena, Sat Aug 28 02:45:39 JST 1999) >> Memory: 640/26624 k use sd0a:netbsd to boot sd0 Press return key to boot now, any other key for boot menu booting wd0a:netbsd - starting in 5 |
type "?" or "help" for help
>
boot -s↓
Enter pathname of shell or RETURN for sh:
↓
#
fsck
#
mount -a
#
cd /etc
#
mv master.passwd master.passwd.org
#
echo root::0:0::0:0::/root:/bin/sh>master.passwd
#
pwd_mkdb master.passwd
#
reboot