「参号機」への Plamo Linux 2.1 のインストール記録(の一部)です. i815E チップセットや VIA VT6102 NIC を使った環境なので, いくらかいじりまわす必要があります.
CPU | Intel Celeron 300A @ 495MHz |
マザー | MSI 815EPro |
チップセット | Intel i815E |
メモリ | 128MB |
HDD | E-IDE 20GB |
CD-R | NEC Multi PD-R ATAPI |
ビデオ | チップセット内蔵 |
サウンド | チップセット内蔵 |
NIC | Corega PCI-TXM (100BASE-TX) |
CPU は,別なマザーボード3種類では 558MHz で安定動作していたものです.
CD-R 書き込みはまだ試していません.
多くの Linux ディストリビューションは, 2000年12月現在 i815E チップセットに正式対応はしていないようです. インターネットで検索すると, i810 マシンへのインストール方法はいくつか見つかりますが, i815E マシンについてはあまりないようです. ここでは, Plamo Linux サイトに書いてある「 Plamo 2.0 で i810 なマシンを使うためのメモ 」を参考にしてやってみました.
ELECOM
の
LD-10/100AL,
アイ・オー・データ
の
ET100-PCI-S
など,他社の低価格カードもこのチップを使っているようです
(ただし,同じ型番でも使用チップが違うバージョンが存在することがあります).
このチップを使うには,
各ディストリビューションに収録されている VIA-Rhine ドライバそのままではなく,
パッチをあてたものを使わなくてはならないようです.
Plamo 本体のインストーラでのインストールは,特に問題はありません. X サーバとして xvg16 と xsvga を選んでおきます.
インテルの i815E に対応する Linux 関連ファイルは,
ここで検索
できます.ここでは i815E 対応 X サーバ
XFCom_i810-1.2-3.i386.rpm
をとってきて rpm2tgz コマンドで tgz 形式に変換して使用しました.
ほかに agpgart モジュール
I810Gtt-0.2-4.src.rpm
も必要かもしれません.
rpm2tgz で tgz 形式に変換し,
解凍してコンパイルして使います.
それから,ドキュメント
release_linux.pdf
もダウンロードすると良いでしょう.
手順は前述の ドキュメント とほぼ同じです.ほかに「 Plamo 2.0 で i810 なマシンを使うためのメモ 」を参考にしました.
lilo.conf
は特に設定を変更していません.
agpgart.o
は最初からあったものを使ったのか,
新しくしたのか覚えていません.
SVGA
サーバで設定を作っておきます.
つづいて,ディスプレイ関連の部分を
同サイト
の
XF86Setup の例
のディスプレイ関連の部分と置き換えれば,
取りあえず一通りの表示ができるようになります.
/usr/X11R6/bin/X
のリンク先を XF86_SVGA
から XFCom_i810
へなおすのも必要です.
最近の
ALSA
は i815E にも対応しています.
driver,library,utils をダウンロードします.
これも詳しいことは忘れたのですが,注意点を書いておきます.
ncurses.h
がないとか言われたので,
Plamo 2.1 CD の
/cdrom/contrib/Libs/ncurses4.tgz
を installpkg して make しなおした.
メーカーのサイト では RedHat 系 Linux へのインストール方法しか見当たりませんが, 同様の方法で動作しました.