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ミキサーのセッティング

Mixer settings of the Windows.

録音 (のコントロールを使う) ソフトが正常に動作しない」 という質問は, Windows の FAQ になっています. 録音の音量設定は再生の音量設定とは別に行う必要がある, というのが答えです.
 ここではこのセッティングについて説明します.

ミキサーの模式図
(4KB)

ウィンドウの表示と再生設定

タスクトレイアイコン  タスクトレイにある 「スピーカー」 の形をしたアイコン (右図参照) をダブルクリックすると, 次のような ボリュームコントロール ウィンドウが開きます. このアイコンが存在しない場合は, このページの下部の 音量の調整をタスクバーに表示する を参照してください.

図1) ボリュームコントロールウィンドウ
ボリュームコントロール(7KB)

このウィンドウに表示される項目の個数はサウンド環境によって異なりますが, 少なくとも 「ボリュームコントロール」 「マイクロフォン」 「ライン」 「Wave アウト」 などが存在するはずです (項目が足りない場合は設定を変更します. このページの下部の ボリュームコントロールウィンドウに項目を追加する を参照してください).
 各項目のうち, ボリュームコントロールWave アウト の音量レベルは Windows が鳴らす警告音に関係するので, すでにだいたい適当な設定になっていると思います. 多くの環境では Wave アウトを6〜8割に設定したうえで スピーカーから出てくる音量が適切になるように ボリュームコントロールを設定すれば良いでしょう.

一部のサウンド環境での注意

 ヤマハのサウンドチップ を搭載したサウンドカードを使用している場合, カードによっては各項目を8割か9割以上に設定すると 音が割れることがあります. これはヤマハのチップが悪いのではなく, カードメーカーがドライバの設定の微調整をしていないためのようです. 詳しくは YMF724 fan page最大音量問題 最大音量問題についての解説をご覧ください.
 音量設定を極端に上げなければスピーカーの音量が足りないという場合, アンプ入りスピーカーに取り替えてください (市販のアンプ入りスピーカーの中には 増幅度が低いものもあります). ヤマハ採用のサウンドカードは, アンプ入りスピーカーでの使用を前提にしているものが多いようです.

受信音の調整

 コンピュータのライン入力に受信機を接続した場合, コンピュータのスピーカーから出てくる 受信音の音量 は ボリュームコントロールウィンドウの ライン で設定します. まず受信機をコンピュータにつながない状態にし, 受信機のスピーカーから出てくる音の音量を適切に設定してください. つづいて受信機をコンピュータにつなぎ, ライン の音量レベルを設定します. あまりにも下げなければならない場合は, 受信機の音量設定を下げたほうがよいでしょう. それでも過大な場合は, 接続コードに抵抗入りのケーブルを使ったほうがいいかもしれません.
 ノイズを減らすためには, マイクCD オーディオ 等不要な項目をミュートしてください.

レコーディングコントロール

 つづいて,肝心の録音の設定について説明します. ボリュームコントロールウィンドウ(図1) のメニューで オプション(P)プロパティ と選択すると 次のような プロパティウィンドウ(図2) が表示されます.

図2) 再生のプロパティウィンドウ
再生のプロパティ(5KB)

このウィンドウの 音量の調整 ラジオボックスの 録音 にチェックを入れて OK をクリックします. すると次のような レコーディングコントロールウィンドウ(図3) が表示されます. 項目が足りない場合は, オプション(P)プロパティ から 再生の項目の追加 と同様に設定してください.

図3) レコーディングコントロールウィンドウ
レコーディングコントロール(5KB)

 さて, 録音ソフトはもちろん, DigiPan へ渡す受信音の音量もこのウィンドウで設定します.
 受信機からの音を使う場合は, ライン にチェックを入れてください.  ここで ステレオアウト を選択すると, コンピュータのスピーカーから出る音を録音することができます. DigiPan を起動し, このサイトで提供する受信音声ファイルを適当な音声再生ソフトで再生すると, 解析の練習をすることができます.
 では, 受信機を SSB モードに設定し, 特に何も受信できない周波数にあわせた状態で DigiPan を起動してください. ノイズが黄色く表示される少し前あたりに ラインのレベルを設定してください.
その画像を入れる
あまりにもレベルを下げないとうまくいかない場合, 接続方法や再生のレベル設定, スピーカーのアンプのオンオフを含めて再検討が必要かもしれません.
 うまくいったら, いろんな音を受信してどう表示されるか見てみましょう.

補足

コントロールパネル コンピュータが自作機の場合

音量の調整をタスクバーに表示する

 スタートメニューから 「設定 → コントロールパネル → マルチメディア」 と開くと (Windows 9x の場合), 次のような 「マルチメディアのプロパティ」 ウィンドウが開きます.

下のほうにある, 「音量の調整をタスクバーに表示する(S)」 にチェックを入れてください.

ボリュームコントロールウィンドウに項目を追加する

ボリュームコントロールウィンドウのメニューで オプション(P)プロパティ と選択すると 次のようなプロパティウィンドウが表示されます. 表示するコントロール ボックスの中の必要な項目にチェックを入れてください.

再生のプロパティウィンドウ
再生のプロパティ(5KB)

TOP Email to Kunihiko Nakano(c) MAR 1, 2007