Log 2013 APR 21 (SUN)
Morning
DX TVs and Beacons
;JST 45.25 46.17 48.25 C1234 JA6291 55.25 R123/45 A3456 E4
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Afternoon
DX TVs and Beacons
;JST 45.25 46.17 48.25 C1234 JA6291 55.25 R123/45 A3456 E4 1606 x x x x x x x x x
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Evening
DX TVs and Beacons
;JST 45.25 46.17 48.25 C1234 JA6291 55.25 R123/45 A3456 E4
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In Japanese
The Ionosphere
;JST F 沖縄Es 山川Es 東京Es 稚内Es MUF SSN/A Xrays abs ; Okinawa JA6 Tokyo JA8 ; ---------------------------------------------- 0000 0030 0100 0130 0200 0230 ; ---------------------------------------------- 0300 0330 0400 0430 0500 0530 ; ---------------------------------------------- 0600 0630 4.28 0700 0730 0800 0830 ; ---------------------------------------------- 0900 0930 5.11 1000 1030 1100 1130 ; ---------------------------------------------- 1200 1230 1300 1330 1400 1430 ; ---------------------------------------------- 1500 1530 1600 1630 1700 1730 ; ---------------------------------------------- 1800 1830 1900 1930 4.44 2000 2030 5.96 ; ---------------------------------------------- 2100 2130 2200 2230 2300 2330 ; ----------------------------------------------
Solar Activities
[Time in UTC] 概況・予報 活動領域1726などでCクラスフレアが多数発生し、太陽活動はやや活発でした。 引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。 太陽風速度は低速な300km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。 引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。 ------------------------------------------------ 太陽活動 太陽活動はやや活発でした。 活動領域1726などでCクラスフレアが多数発生し、最大のものは、活動領域1726で21日1時2分(UT)に発生したC3.6/SFフレアでした。 活動領域1722は、本日中に太陽面の裏側へ回り込む見通しです。 活動領域1726は、面積と黒点数が増加し、磁場構造が単純なβからやや複雑なβγへ変化しました。 活動領域1721は、太陽面の裏側へ回り込みました。 Cクラスフレアが発生した活動領域1726では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。 引き続き今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます。 ■本日/昨日における活動領域(黒点群) 領域番号、位置、面積、黒点数、黒点群のタイプ、磁場構造 1722 S20W86 30/ 40 4/ 6 Cro/Cao β/β 1723 S19W44 60/100 9/14 Cao/Dai β/β 1724 S26W19 10/ 20 1/ 2 Axx/Hrx α/α 1725 N10W70 10/ 20 3/ 2 Bxo/Cro β/β 1726 N13W05 180/ 20 15/ 4 Eai/Dro βγ/β 1727 N25E44 50/ 40 9/ 2 Dao/Dao β/β (注)フレア ・太陽面で発生する爆発的なエネルギー解放現象。 ・SDO衛星の極端紫外線カメラ画像及びGOES衛星のX線カメラ画像にて発生の様子が確認できる。 ・GOES衛星のX線観測において発生したフレアの最大値により小規模なものからA・B・C・M・Xの順にクラス分けされている。(GOES衛星のX線観測データ参照) (参考データ) GOES衛星の太陽X線データ http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/xray_5m.html 太陽画像サマリー(STEREO衛星のサイト) http://stereo-ssc.nascom.nasa.gov/beacon/beacon_secchi.shtml NOAA/SWPCによる最新のフレアリスト http://www.swpc.noaa.gov/ftpdir/indices/events/events.txt http://www.swpc.noaa.gov/ftpdir/indices/events/yesterday.txt ひので衛星による太陽面画像データ(X線画像、可視光部分画像) http://hinode.nao.ac.jp/latest/ ------------------------------------------------ 地磁気活動 地磁気活動は静穏でした。 太陽風速度は低速な300km/s前後で推移しました。 この間、太陽風の磁場強度は弱い2nTからやや強い6nTの間で推移し、磁場の南北成分は時折-4nT前後の弱い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。 SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面南半球の子午線付近をコロナホールが通過中です。 この影響により、23日から24日頃にかけて太陽風速度がやや上昇する可能性がありますが、このコロナホールの大部分はやや高緯度にあるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。 また、SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(COR)によると、今後の地磁気に影響を与えそうなCME(コロナ質量放出)は、新たに発生していません。 引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。 (参考データ) ACE衛星による太陽風観測 http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html 27日の太陽周期プロット http://swnews.nict.go.jp/rt/crl_27d.html (注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響 ・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。 このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。 ・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。 ・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。 ( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色 ------------------------------------------------ プロトン現象 静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。 (参考データ) GOES衛星 高エネルギー粒子 http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/pro_3d.html ------------------------------------------------ 高エネルギー電子 静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、200[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。 引き続き今後1日間、高エネルギー電子フラックスは静穏な状態が予想されます。 (参考データ) GOES衛星 高エネルギー電子 http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html ------------------------------------------------ 電離層 臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。 F層臨界周波数は、20日の夕方に大宜味(沖縄)でやや低めでした。 日本上空の全電子数(TEC)は、20日の昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて低緯度の地域でやや低めでした。 ※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。 デリンジャー現象の発生は、確認されていません。 引き続き今後1日間、デリンジャー現象は発生しないでしょう。 (注1)スポラディックE層 ・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。 ・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。 (注2)F層臨界周波数の中央値 ・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。 ・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。 (注3)F層臨界周波数の季節変化 ・春と秋には高く、夏には低くなる傾向がある。 デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:4月19日) < 日付 > 20 21 22 23 24 25 26 <デリンジャー現象> 0 0 0 0 0 0 0 < 短波伝搬状態 > 4 4 4 4 4 4 4 【解説】 ・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。 ・デリンジャー現象の予報 0=ないでしょう・・・・・・30%未満 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上 ・短波伝搬状態の予報 5=極めて静穏 4=概して静穏 3=やや不安定 2=不安定 1=非常に不安定 (参考データ) NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト (電離圏概況等のリアルタイム速報など) http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html ※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。 ------------------------------------------------ 活動度指数 活動度の指数です。 4月20日の太陽黒点相対数は、70、3月の月平均値は、58でした。 4月20日の太陽黒点総面積は、340でした。 4月20日のf10.7は、108でした。 4月20日の地磁気K指数合計は、4、最大のK指数は、1でした。 短波伝搬を予測するための、4月と、5月と、6月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ44、43、42です。
Email to JE7IDA(c) APR 22, 2013